施設紹介

ごあいさつ

社会福祉法人新市福祉会は、特別養護老人ホームを中核とした高齢者福祉事業からスタートし、その後措置制度から介護保険制度に対応した組織再編、障がい福祉事業の展開等、住み慣れた地域において、一人ひとりが継続した生活を営むことができるよう地域社会で必要とされる事業運営を行ってきています。

昨今、少子・高齢化が進行していますが、社会生活の変化と相まって、現行制度の枠組みの中だけでは解決することが困難な、より複雑・複合化した課題が山積していると日々感じています。

社会福祉法第２４条では、「社会福祉法人は、社会福祉事業の主たる担い手としてふさわしい事業を確実、効果的かつ適正に行うため、自主的にその提供する福祉サービスの質の向上及び事業経営の透明性の確保を図らなければならない。」と定められています。

社会福祉法人は公益性と非営利性を備えた法人として、地域課題を的確に把握し地域福祉への積極的な貢献等、先導的に質の高い福祉サービスに積極的に取り組むことが今後益々期待され求められてくると考え、本法人内に地域貢献センターを設置してきたところです。

今後、このセンターを充実・機能させ、福祉領域に止まることのない広範な知識・技能の習得のための研修や自己研鑽を重ねながら、法人の貴重な財産である職員が自立し、一人ひとりが意思決定でき、様々な意見を受け入れ、お互いを大切にしあえる法人組織をつくり、地域のみなさまとともに地域課題の解決に少しでも貢献できるよう尽力していく所存です。

また、２０２２年度（令和４年度）から法人内に本部機能を設置し、良質な福祉サービスを持続的かつ安定的に利用いただけるよう、経営機能の強化、経営基盤の確立に向けた方策を検討していくこととしました。

今後とも、利用者、地域のみなさまから愛され信頼される法人であり続けられるよう尽力してまいりますので、引き続きご支援ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。